ニューヨークの物価事情

2013.08.17

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ニューヨークというよりもアメリカ全体の物価事情ということになると思いますが、前々から思っていたのですが、日本と比べるとほとんどすべてのことが日本よりも倍くらい高いのではないかと思っています。住んでいるわけではないので、日常的な物価はわからないのですが、それでもある程度の比較はできるかなと思います。

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まず、ここらへんのファストフード系はチップがかからないので表示価格のみですが、それでもWendy’sのバーガーセットで約10ドル(約1,000円)、Five Guysのセットでは約15ドルにもなりました。朝食もちょっと欲張りましたが、これで16ドルですから日本ではコンビニで買ってもこんなにいかないと思います。そのひとつの理由には税金が挙げられると思いますが、それでも8%程度ですからそんなに大きく変わるものではありません。

本当に街中のスタンドでパンを買うのでは無い限り、結構、朝でも昼でもこれくらいの出費は覚悟しなければなりません。日本でいう吉野屋、松屋みたいなのは全然ありませんね。

総じて、量がたっぷりでその分料金が高いということで、コストパフォーマンスという意味ではもしかしたらそこまで変わらないのかもしれませんが、私たちのようにそこまで食べない人からすると、残してしまうくらいの量を出してきて高いので、適切な量で安いという選択肢も欲しいところです。

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お昼も小さなカフェに入ってみると、ドリンクにサラダ、オムレツあたりを2人で食べるともうそれだけで50ドルくらいになり、さらにチップが入るので料金は上がります。このチップの制度が全体的に価格を上げています。日本の場合にはサービスも含めて商品として提供していますが、アメリカの場合にはそれが別々になっているため、基本的な商品としての価格も高いと言えますし、チップについてもどんなサービスをしようが最低15%程度、一般的には20%を支払う必要があります。なので、メニューを見ていて価格を想像しても、それに約8%の税金とチップを渡す必要があるので、たとえば10ドルのものを注文しても、実際には13ドル程度支払う必要があるわけです。

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夜にレストランに入って、ニューヨークだからステーキだと思って食べていると(途中でくらくなってお肉の写真がキレイに撮れませんでした)、3人で250ドル程度になりました。日本だったらかなり高級な部類に入りますね。ただ、このうちの50ドルくらいはチップになります。ここのサーバーの人は1晩に1テーブルで50ドルも入るのですから、何テーブルくらいサービスをするのか分かりませんが、200ドル以上は収入があると考えて良いと思います。詳しい事情は分かりませんが、アメリカで働くならばできる限り高級なレストランで働くのが良いですね。

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特にいつも高いな、と思うのがホテルです。今回宿泊したところはW36stというそれほど中心街でもないところで、いわゆるビジネスホテルなのですが、Expediaで予約しておおよそ25,000円程度です。日本だったらどう考えても10,000円くらいのホテルです。幸いにも、珍しくホテル内のインターネット接続が無料(通常1日10ドルくらい別途取られます)というのは良かったのですが、それでも25,000円出せば日本だったらそれなりの高級なホテルに泊まれますね。何かイベントがあるから、とかそういう訳でもなく、最近はずっとこれくらいの料金です。

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つい昨日観た映画は約15ドルでした。これは日本が1,800円なのと比べれば安いといえます。ただ、私がサンフランシスコあたりに数ヶ月滞在していた頃は時間をもてあましていたので映画によく行っていましたが、その時にはおおよそ8ドルでしたから倍くらいになっているといえます。

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最後に空港までのリムジンですが、電車でも行けるところを荷物があったのでリムジンにしてしまったのですが、これが基本は65ドルのフラットレートなのですが、ここにさらに税金やチップが入ってきますので、結局、80ドル以上かかるということになります。余談ですが、スマートフォンを使ったクレジットカード決済システム「Square」が導入されていました。以前は、大きなマシンで使い方も難しかったし、なによりも遅かったので大変だったと運転手が話していたとおり、今後はこのようなスタイルになっていくんでしょうね。

というわけで、ニューヨーク空港のラウンジで飛行機を待つ間に書いてみました。

このブログを書いたスタッフ

プレジデント

ほっしぃ

音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。

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